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マネージャー/管理職が仕事で辛くなったときにやるべき3つの行動

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マネージャー/役職者が仕事を辛く感じるときどうすればいいの?役職を持つ人は弱音を吐いたり、下を向いてはいけないの?辛いです。。。

 

 

今回はそんな悩みにお答えます。



▼本記事の項目

 

▼本記事の目的と意味

職務領域が広く責任を背負いながら成果を求められるマネージャー/管理職の立ち位置は本当に大変です。ここではそんなマネージャー/管理職へ向けた【セルフケアと対処法】という観点で纏めています。
 

 

▼本記事の信憑性

メンタルヘルスマネジメント資格所有。当時マネージャー職だった僕は、会社から無理な配置転換を命じられ心身共に崩壊寸前まで追い込まれました。数多くの失敗を積み重ね、社会から離脱することなく働き続けながら自力で立ち直りました
◆一緒に読んでおきたい記事◆
追い込まれる前に予防することが大事です。

www.mattyaablog.com

 
 

1,まずは必ず自分を労う

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マネージャー/管理職は与えれたチーム目標を達成するために日々実績管理やメンバーマネジメントを行っているため、自分よりも先に【メンバー(同僚や部下)】を優先し自分のことをおざなりにしがちです。
 
 
 
まずは一番最初に自分を労ってあげてください。自分のことは自分が一番よく知っています、どれだけ頑張ったか。どれだけ我慢したか。どれだけ辛い想いをしたか。最もな良き理解者は貴方自身です。
 
 

貴方は考えて行動している、全ての要因が貴方だけの責任ではない、貴方1人では解決できない問題だって沢山ある。貴方は努力している。貴方は良くあろうと努めている。
 
 
 
他者に理解や共感を求めることも悪いことではありませんが、繰り返すように一番貴方のことを理解しているのは貴方自身です。自分で自分を肯定することが何より大切です。
 
 
ポイント! よくありがちなのは最初から『辛くなった要因は?』『解決策は?』といきなり根本部分を追求することです。自分を自分だと思わずに別の人間として客観的に捉え、ここまで積み上げてきた努力や成果を認めてあげてください。
 
 
 

2,自分1人の時間を確保する

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マネージャー/役職者はチームを率いて成果を生み出すことがミッションですので、1人ではなくメンバー(同僚や部下)と共に仕事を進めます。そのため相手がいる前提となって誰かと何かをすることが多く自分1人の時間は少なくなる傾向があります。
 
 
 
自分1人の時間が作れなくなると自分を客観的に捉えることがしづらくなります。一番の問題は辛く感じている自分の状態に気付けないこと。これに気付かず走り続けると自分のことは全て後回しになり、自尊心が低下し、結果的に活力を失っていきます。
 
 
 
自尊心が低下していないかこちらよりテストが可能ですのでぜひお試しください。低かった方は自分1人の時間を作って自分が考えることや感じることを客観的に捉えてください。
 
 
 
ポイント!  座禅を強く推奨します。座禅は頭に浮かぶ雑念を川の上流から葉っぱに乗せて流すイメージで行うようお坊さんから教わりました。これが自分を客観的に見ることが出来る部分へ繋がります。
 
 

3,根本要因を分析し対策

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ここからが解決に向けた根本部分です。業務領域の広いマネージャー/管理職が抱える悩みは多そうだと思われがちですが以下のように分けることが出来ます。
 
 
【マネージャー/管理職が抱える3つの悩み】

▽①上司に関する悩み

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《パターンA》
こちらの状況把握・確認をせず遠慮無しに仕事を指示してくる
《対処法》
・指示を受けたときに「お引き受け出来ません」と断る
・タスク進捗報告を定期的に行い手一杯であることを伝える
《パターンB》
精神論・マインドばかりをぶつけてくる(「情熱が足りない!」など)
《対処法》
・その場で具体的内容を確認する(「~ということでしょうか」)
・分からない旨意思表示する(「仰っている意味がわかりません」)
《パターンC》
慢性的に決定事項を覆され仕事のやり直しが多い(「この前承認出した案件やっぱりキャンセル」など)
《対処法》
・上司が意思決定したときに念押し確認する(「~ということで宜しいですね」)
・覆ったときに屈しない(「以前承認いただいたので既に進めています」)

 

 

ポイント! 相手を変えることは出来ません。変えようと色々考えたり行動することの方が労力が掛かりますのでこちら側が対応するようにしましょう。これが一番効率的且つ合理的です。

 

 

 

▽②チーム・メンバーや部下に関する悩み

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《パターンA》
部下が指示に従わない・言うことを聞かない
《対処法》
こういったときは意地になって押し付けがちです、冷静になって部下の考えを聞き出してみましょう。何故従わないのか、どのような理由があるのか。こういったとき意外と部下の案が効果的だったりします


※上司である貴方を「上司として見ていない」(いわゆる『ナメている』)ならば今一度組織における貴方と部下の役割の違いから説明しましょう。役職者は責任を負う立場の人です、責任を負わず役割を果たせるよう部下へ仕事を割り振ります。


部下は責任を背負うことが出来る立場ではありません。つまり、組織内において上司の指示に従うのが部下の役割なんです。
《パターンB》
部下が育たない(もっと仕事を任せたいがそのレベルまで到達しない)
《対処法》
・まずは実行させてみましょう、その後のフィードバックを積み重ねて理解度を向上させていく地道なプロセスが教育という観点でも大切です。
 
 
ポイント! よく部下に気を使いすぎる管理職がいますがあれは間違いです。組織においては上記パターンAの上司と部下の役割に関する理解だけという至ってシンプルです。部下を煽てるのは正しくないリーダーがすることです。
 
 
 

▽③仕事そのものに関する悩み

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《パターンA》
単純に業務量が多すぎる(プレイングマネージャー状態)
《対処法》
下記記事を参考にしてください。
ポイント! プレイングマネージャーの方へ向けた記事です。

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まとめ 

◆マネージャー/管理職が仕事で辛くなったときにやるべき3つの行動◆
①まずは必ず自分を労う
②自分1人の時間を作る
③根本要因を分析し対策
 
 

上記3つの行動で僕は自分で働きながら辛い精神状態を抜け出すことが出来ましたが、本当に辛いときはこちらへ相談することを強くおすすめします。あくまでも無理はしないでくださいね。